災害備蓄用に生まれたハイブリッド毛布「サイエンスクロス」

被災者や帰宅困難者を守るために、食料・飲料水だけでなく、毛布の備蓄が必要です。備蓄毛布の悩みを解消した「サイエンスクロス」がお役に立ちます。
東日本大震災では、交通機関の運行停止により約515万人の帰宅困難者が発生しました。
例えば首都直下地震が発生した場合、東京都で約380万人〜約490万人(※1)
大阪で大規模災害が発生した場合、大阪市内で約90万人、府全体でも146万人の帰宅困難者数が想定されています。(※2)
 

(※1国土交通省 「大規模地震発生時における帰宅困難者対策の推進方策検討調査」(平成27年3月))
(※2大阪府防災会議「南海トラフ巨大地震災害対策等検討部会」(平成26年1月))

「サイエンスクロス」で常に備えよう!

毛布は災害備蓄の必需品!

「首都直下地震緊急対策推進基本計画」(平成27年3月31日閣議決定)において、中央省庁は、参集要員の1週間分及び参集要員以外の職員等の3日分程度の物資(飲料水、食料、毛布、簡易トイレ等) の備蓄率を100%にすることを目指すこととされています。
非常時の優先的備蓄品として毛布は欠かせないもです。
 

備蓄品アイコン(飲料水、食料、毛布、簡易トイレ)

災害備蓄毛布の悩みを解消した「サイエンスクロス」

 
サイエンス・クロス

× あたたかさ問題

緊急時には、身体の温かさが心の安らぎに繋がることでしょう。
あたたかい毛布が求められます。
あたたかい寝具であることが、備蓄毛布の導入に欠かせないポイントです。
 

〇あたたかさ問題を解消

サイエンスクロスは、あたたかく快適な寝具としても利用できるほど、あたたかさ性能が高い毛布です。体温の放熱を防ぎ、汗を熱に変換し、通気性も確保した、使いだしてスグにあたたかく、使い続けてもあたたかさが持続する備蓄毛布に最適な寝具です。
 

 
サイエンス・クロスの暖かさ

この製品の生地には東洋紡のモイスガード®、メタルギア®を使用しています

 

サイエンスクロスは、アクリレート系繊維(モイスガード🄬)により
体内から出る見えない汗を熱に変換し(吸湿発熱)、
熱線反射保温加工生地(メタルギア®)により熱の放出を防いで(熱線反射保温)あたたかさを実現した毛布です。
 
実際にポリエステル織毛布とアクリル織毛布とサイエンスクロスを比較した場合、図のように、使い始めからあたたかく、その後も体温を維持していることが分かります。
 

■各毛布から出た時の着衣の表面温度を測定
 

記載のデータは参考値であり、あらゆる使われ方を想定しておりませんので、必ずしも品質規格や安全性を保障するものではありません。

『毛布と同等の温かさ』と
『寝具としての快適さ』を併せ持つ新商品

× 防災問題

毛布にも防炎の機能が必要です。
防炎機能は、備蓄毛布の導入に欠かせないポイントです。
 

〇防炎を実現

サイエンスクロスは、使い始めからあたたかいかつ断続的に吸湿発熱するアクリレート系繊維と燃え広がりにくい難燃素材を組み合わせることで、非常に高い難燃性を実現しています。このハイブリッドが新しい機能です。

あたたかくて燃えにくいを実現

× 清潔問題

緊急時でも人は清潔なものを求めます。
臭い、菌は、どんなときでも解消したい問題です。
汗消臭・抗菌防臭は、備蓄毛布の導入に欠かせないポイントです。
 

〇防臭・抗菌を実現

サイエンスクロスは、繊維評価技術協議会基準の測定を実施して、汗消臭の機能も抗菌防臭の機能も有していることが、実証されました。
 
アンモニア除去率93%  合格基準除去率70%
酢酸除去率95% 合格基準除去率80%
イソ吉草酸除去率91%   合格基準除去率85%
抗菌活性値3.7   2.0≦A<3.0:効果が認められる 3.0≦A:強い効果が認められる

JISL1902:2015より引用
 
汗消臭測定情報
測定条件

繊維評価技術協議会基準

サンプルサイズ

5×10cm

消臭ガス

アンモニア、酢酸、イソ吉草酸

雰囲気

20℃×65%RH

ガス容量

1.5リットル

測定

2時間後

ガス濃度測定

検知管(アンモニア、酢酸)ガスクロマトグラフィ(イソ吉草酸)

 
抗菌測定情報

試験条件(JIS-L-1902)/BOKEN
菌吸収法
菌種:黄色ブドウ球菌
洗濯回数0回:3.7
洗濯回数5回:3.0

を測定

記載のデータは参考値であり、あらゆる使われ方を想定しておりませんので、必ずしも品質規格や安全性を保障するものではありません。

清潔でさわやかに使える汗消臭・抗菌防臭機能

× サイズ問題

倉庫などに保管される災害備蓄品。限られたスペースに少しでも多くの備蓄をする必要があります。そのため、コンパクトな毛布が必要です。
コンパクトさは、備蓄毛布の導入に欠かせないポイントです。
 

〇サイズ問題を解消

災害備蓄倉庫でよく見かけるパック毛布10枚入り(8つ折り)箱の28%の容積を実現しました。つまり72%分の空き空間を生み出します。
サイズ問題はサイエンスクロスで解消!

コンパクトな備蓄スペースを表現
 

倉庫の1/3以上を空き空間に

× 重さ問題

災害時に毛布を配布する際、職員やボランティアが倉庫から運び出し、配布します。そのため、重量は大きな問題です。重たくては配りたくても配れません。
軽量であることが、備蓄毛布の導入に欠かせないポイントです。
 

〇重さ問題を解消

サイエンスクロスは、1枚のサイズが140×210cmで、重さは465g(±10%)大変軽量です。10箱入りのダンボールでも約6kgなので、手軽に運ぶことができます。

10枚入りダンボール箱

10枚入りダンボール箱

パッケージ

パッケージ

1枚465g、1箱6kg(10枚入り)と軽量

サイエンスクロス仕様

■素材

レーヨン40%・合成繊維(アクリレート系)24%・ポリエステル20%・アクリル16%

■構成

ニードルパンチ不織布+輻射熱反射シート+両面樹脂加工

■サイズ

140×210cm

■重量

465g(±10%)/枚

■外箱(10枚入り)

・サイズ:305×390×305mm
・重量:約6kg

■その他

防炎検査合格品

■価格

オープン

■メーカー

田村駒株式会社